BASEでPDF販売できる?手数料・自動ダウンロード・販売時の制限を解説

BASEでPDF教材を販売し、決済後に購入者へ自動配信する流れ デジタル商品
作った教材を自分のお店に並べたい。でも、注文のたびにファイルを送るのは大変そう。ネットショップを作るサービス「BASE(ベイス)」では、PDFや教材ファイルを販売し、購入後のダウンロードまで自動化できます。ただし、通常の商品販売とは使える決済方法や購入方法が異なり、複数商品の同時購入、スマートフォンでのダウンロードなどにも注意が必要です。この記事では、登録前に知っておきたい料金・設定手順・購入者側の流れを、BASE公式情報に基づいて整理します。

BASEでショップを始めたいものの、物を仕入れて売れ残るのが不安な場合は、在庫なしの商品からネットショップを始める方法も確認してください。PDFなら仕入れや発送をせず、1商品から販売を試せます。

購入後のファイルのお届けを任せたい方へ。月額0円からPDFを販売し、決済後にファイルを自動で渡したい人にはBASEが有力です。一方、購入後に順番に送るメール、別商品の自動提案、オンライン講座まで一本の導線にしたい人は、BASEだけで完結させず、systeme.ioなどの統合型も比較してください。

※本記事は2026年8月29日時点のBASE公式情報をもとに作成しています。料金や機能は変更される場合があるため、登録前に公式ページもご確認ください。

BASEでPDFを販売できる?

販売できます。BASE公式の無料機能「デジタルコンテンツ販売 App」をインストールすると、PDF、画像、音声、動画、電子書籍などをダウンロード商品として登録できます。

購入者は、決済完了後に表示される購入完了画面、または購入後に届くメールのダウンロードボタンからファイルを受け取ります。販売者が注文ごとにPDFを添付して送る必要はありません。

商品ページを見る
→
BASEで決済する
→
完了画面・メール
→
PDFをダウンロード
初期費用・月額0円スタンダードプランなら、商品が売れるまで固定費はかかりません。
配送を自動化購入完了画面と購入後メールから、購入者自身がPDFを取得できます。
1ファイル最大1GBPDFだけでなく画像・音声・動画なども登録できます。
専用Appも無料「デジタルコンテンツ販売 App」の追加料金はありません。

BASEでPDFを販売する7ステップ

BASEのショップを開設する
メールアドレスなどを登録し、ショップURL、ショップ名、運営情報を設定します。
特定商取引法に基づく表記を設定する
販売者情報、販売価格以外の費用、提供時期、返品・キャンセル条件、問い合わせ方法を入力します。
「デジタルコンテンツ販売 App」をインストールする
BASE Appsから無料で追加します。インストール後、商品登録時に「デジタルコンテンツ」を選べるようになります。
PDFを商品登録する
商品名、説明、価格、商品画像、在庫数を設定し、販売するファイルをアップロードします。
購入前の注意事項を書く
対応端末、ファイル形式、ダウンロード期限、返金条件、PDFを開くために必要な環境を商品説明に明記します。
公開前に商品ページを確認する
価格、説明、誤字、問い合わせ先だけでなく、購入者が何を受け取れるかを第三者の目線で確認します。
少額商品で購入導線をテストする
購入完了画面、メール到着、ダウンロード、PDF表示までを実際の購入者側で確認します。

RevenueMapの基準:管理画面で「公開済み」と表示されるだけでは販売テスト完了とは考えません。購入者が決済し、メールを受信し、ファイルを正常に開けるところまで確認して初めて完成です。

料金と販売手数料

小さく始める場合は、初期費用・月額費用0円のスタンダードプランが基本候補です。商品が売れた注文ごとに、決済手数料とサービス利用料が差し引かれます。

項目スタンダードプラン
初期費用0円
月額費用0円
決済手数料3.6%+40円
サービス利用料3%
デジタルコンテンツ販売 App無料

たとえば、低価格商品では「40円」の固定部分が売上に占める割合が大きくなります。100円や200円の商品を多数売る場合は、割合だけでなく1注文ごとの固定手数料まで含めて価格を決めてください。

月商が大きくなった場合は、月額費用がかかる代わりに決済手数料が低いグロースプランもあります。最初から有料プランにするのではなく、想定注文数と平均単価から損益分岐を計算するのが安全です。

デジタル商品で使える決済方法

BASE全体には複数の決済方法がありますが、「デジタルコンテンツ販売 App」で登録した商品に使えるのは、公式案内上、次の決済です。

  • クレジットカード決済
  • PAY ID あと払い

重要:銀行振込、コンビニ決済、キャリア決済、PayPal、Amazon Pay、PayPayなど、BASEの通常商品で使える決済方法が、そのままデジタル商品にも使えるとは限りません。「BASEは決済方法が多い」という一般的な説明だけで判断しないでください。

ファイルとダウンロードの制限

確認項目BASEのデジタル商品
ファイル容量1ファイルあたり1KB以上・1GB未満
一度に登録できるファイル1商品につき1ファイル
在庫在庫数の設定が必要。上限10,000
複数商品の同時購入デジタルコンテンツ商品は複数同時に購入できない
受取方法購入完了画面または購入後メール
スマートフォン・タブレット正常にダウンロードできない場合があるため、公式はPC利用を推奨
Pay IDアプリ内の掲載デジタルコンテンツ商品はPay IDアプリに表示されない

複数ファイルを渡したい場合

PDF本体、記入用シート、画像素材などを一つの商品として渡したい場合は、複数ファイルをZIPにまとめられるか、購入者の利用環境を含めて事前に確認してください。購入者がスマートフォン中心なら、ZIPを解凍できるか、ファイル名が文字化けしないかもテスト対象です。

購入者にはPC利用を案内する

公式ページでは、携帯電話・スマートフォン・タブレットでは正常にダウンロードできない場合があるとして、PCからのダウンロードを推奨しています。「スマホでも必ず受け取れます」と断定せず、商品ページと購入後案内の両方に推奨環境を書いておくと問い合わせを減らせます。

BASEが向いている人

  • まずは月額固定費をかけずにPDF販売を始めたい
  • 完成済みのPDFを、決済後に自動で渡せればよい
  • ネットショップ型の商品一覧を作りたい
  • 購入者への複雑なメール配信や講座機能はまだ必要ない
  • 日本語の管理画面と国内サービスの安心感を重視する

BASEが向かない可能性がある人

  • 購入直後から複数のステップメールを送りたい
  • PDF購入者へ動画講座や会員ページを提供したい
  • 複数のデジタル商品を一度にまとめ買いしてもらいたい
  • 販売ページ、メール、アップセルまで一つのツールで設計したい
  • Pay IDアプリ内の検索流入を主な集客源にしたい

BASE・STORES・systeme.ioの選び方

優先すること候補
国内サービスで、PDFをシンプルに販売・自動配送したいBASE
国内ネットショップで、デジタル商品と多様な決済を検討したいSTORES
販売ページ、購入者タグ、メール、講座まで自動化したいsysteme.io
すでに読者がいる場所で文章そのものを販売したいnote

ツール名から決めるより、「購入後にPDFを渡したら終了なのか」「その後もメールや講座へ案内するのか」を先に決めると選びやすくなります。

BASEでPDF販売を始める

月額0円のスタンダードプランと、無料のデジタルコンテンツ販売 Appで小さく始められます。

上の画像からBASE公式サイトへ移動できます。

販売前チェックリスト

  • 販売するPDFは自分に販売権・利用権がある
  • 商品名だけでなく、対象者と得られる結果を書いた
  • 対応端末と推奨環境を書いた
  • ダウンロード商品のため、返品・キャンセル条件を明示した
  • 特定商取引法に基づく表記を設定した
  • 問い合わせ先を用意した
  • 購入完了画面からダウンロードできた
  • 購入後メールが届いた
  • 実際にPDFを開けた
  • カード明細と売上管理画面を確認した

次に進むなら

まずは、渡したいファイルを一つ選び、購入者の使う端末と受け取り方を確認しましょう。販売先をまだ決めていない方は、記事型とネットショップ型の違いから選べます。今は登録せず、条件を比べるだけでも構いません。

公式情報

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