BASEでショップを始めたいものの、物を仕入れて売れ残るのが不安な場合は、在庫なしの商品からネットショップを始める方法も確認してください。PDFなら仕入れや発送をせず、1商品から販売を試せます。
※本記事は2026年8月29日時点のBASE公式情報をもとに作成しています。料金や機能は変更される場合があるため、登録前に公式ページもご確認ください。
BASEでPDFを販売できる?
販売できます。BASE公式の無料機能「デジタルコンテンツ販売 App」をインストールすると、PDF、画像、音声、動画、電子書籍などをダウンロード商品として登録できます。
購入者は、決済完了後に表示される購入完了画面、または購入後に届くメールのダウンロードボタンからファイルを受け取ります。販売者が注文ごとにPDFを添付して送る必要はありません。
BASEでPDFを販売する7ステップ
メールアドレスなどを登録し、ショップURL、ショップ名、運営情報を設定します。
販売者情報、販売価格以外の費用、提供時期、返品・キャンセル条件、問い合わせ方法を入力します。
BASE Appsから無料で追加します。インストール後、商品登録時に「デジタルコンテンツ」を選べるようになります。
商品名、説明、価格、商品画像、在庫数を設定し、販売するファイルをアップロードします。
対応端末、ファイル形式、ダウンロード期限、返金条件、PDFを開くために必要な環境を商品説明に明記します。
価格、説明、誤字、問い合わせ先だけでなく、購入者が何を受け取れるかを第三者の目線で確認します。
購入完了画面、メール到着、ダウンロード、PDF表示までを実際の購入者側で確認します。
RevenueMapの基準:管理画面で「公開済み」と表示されるだけでは販売テスト完了とは考えません。購入者が決済し、メールを受信し、ファイルを正常に開けるところまで確認して初めて完成です。
料金と販売手数料
小さく始める場合は、初期費用・月額費用0円のスタンダードプランが基本候補です。商品が売れた注文ごとに、決済手数料とサービス利用料が差し引かれます。
| 項目 | スタンダードプラン |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 |
| 決済手数料 | 3.6%+40円 |
| サービス利用料 | 3% |
| デジタルコンテンツ販売 App | 無料 |
たとえば、低価格商品では「40円」の固定部分が売上に占める割合が大きくなります。100円や200円の商品を多数売る場合は、割合だけでなく1注文ごとの固定手数料まで含めて価格を決めてください。
月商が大きくなった場合は、月額費用がかかる代わりに決済手数料が低いグロースプランもあります。最初から有料プランにするのではなく、想定注文数と平均単価から損益分岐を計算するのが安全です。
デジタル商品で使える決済方法
BASE全体には複数の決済方法がありますが、「デジタルコンテンツ販売 App」で登録した商品に使えるのは、公式案内上、次の決済です。
- クレジットカード決済
- PAY ID あと払い
重要:銀行振込、コンビニ決済、キャリア決済、PayPal、Amazon Pay、PayPayなど、BASEの通常商品で使える決済方法が、そのままデジタル商品にも使えるとは限りません。「BASEは決済方法が多い」という一般的な説明だけで判断しないでください。
ファイルとダウンロードの制限
| 確認項目 | BASEのデジタル商品 |
|---|---|
| ファイル容量 | 1ファイルあたり1KB以上・1GB未満 |
| 一度に登録できるファイル | 1商品につき1ファイル |
| 在庫 | 在庫数の設定が必要。上限10,000 |
| 複数商品の同時購入 | デジタルコンテンツ商品は複数同時に購入できない |
| 受取方法 | 購入完了画面または購入後メール |
| スマートフォン・タブレット | 正常にダウンロードできない場合があるため、公式はPC利用を推奨 |
| Pay IDアプリ内の掲載 | デジタルコンテンツ商品はPay IDアプリに表示されない |
複数ファイルを渡したい場合
PDF本体、記入用シート、画像素材などを一つの商品として渡したい場合は、複数ファイルをZIPにまとめられるか、購入者の利用環境を含めて事前に確認してください。購入者がスマートフォン中心なら、ZIPを解凍できるか、ファイル名が文字化けしないかもテスト対象です。
購入者にはPC利用を案内する
公式ページでは、携帯電話・スマートフォン・タブレットでは正常にダウンロードできない場合があるとして、PCからのダウンロードを推奨しています。「スマホでも必ず受け取れます」と断定せず、商品ページと購入後案内の両方に推奨環境を書いておくと問い合わせを減らせます。
BASEが向いている人
- まずは月額固定費をかけずにPDF販売を始めたい
- 完成済みのPDFを、決済後に自動で渡せればよい
- ネットショップ型の商品一覧を作りたい
- 購入者への複雑なメール配信や講座機能はまだ必要ない
- 日本語の管理画面と国内サービスの安心感を重視する
BASEが向かない可能性がある人
- 購入直後から複数のステップメールを送りたい
- PDF購入者へ動画講座や会員ページを提供したい
- 複数のデジタル商品を一度にまとめ買いしてもらいたい
- 販売ページ、メール、アップセルまで一つのツールで設計したい
- Pay IDアプリ内の検索流入を主な集客源にしたい
BASE・STORES・systeme.ioの選び方
| 優先すること | 候補 |
|---|---|
| 国内サービスで、PDFをシンプルに販売・自動配送したい | BASE |
| 国内ネットショップで、デジタル商品と多様な決済を検討したい | STORES |
| 販売ページ、購入者タグ、メール、講座まで自動化したい | systeme.io |
| すでに読者がいる場所で文章そのものを販売したい | note |
ツール名から決めるより、「購入後にPDFを渡したら終了なのか」「その後もメールや講座へ案内するのか」を先に決めると選びやすくなります。
販売前チェックリスト
- 販売するPDFは自分に販売権・利用権がある
- 商品名だけでなく、対象者と得られる結果を書いた
- 対応端末と推奨環境を書いた
- ダウンロード商品のため、返品・キャンセル条件を明示した
- 特定商取引法に基づく表記を設定した
- 問い合わせ先を用意した
- 購入完了画面からダウンロードできた
- 購入後メールが届いた
- 実際にPDFを開けた
- カード明細と売上管理画面を確認した
次に進むなら
まずは、渡したいファイルを一つ選び、購入者の使う端末と受け取り方を確認しましょう。販売先をまだ決めていない方は、記事型とネットショップ型の違いから選べます。今は登録せず、条件を比べるだけでも構いません。

